SDGs認定協会

SDGsに取組もうとしても、「具体的に何をすればいいのかわからない」という企業様が全体の72.1%を占めています。「時間的余裕がない、経済的余裕がない」という企業様が29.3%を占めています。中には、SDGsは自社の事業には当てはまらないとお考えの方々もいらっしゃいます。
逆に、SDGsに取組んでおられていても、多くの場合、どんな取組みを行っているのかはお客様から見えない場合がほとんどです。たとえば、ホームページに「当社はSDGsを支援しています」と書いてあっても、その支援内容は、ホームページの来訪者には見えません。
こうした現状の中で、政府の「SDGs推進本部」(本部長:内閣総理大臣、構成員:国務大臣)は、「SDGsアクションプラン」において、SDGsの取組みには、
①共通価値の創造の促進(「経営的課題」と「社会的課題」の同時達成)
②SDGs登録・認証制度(「登録」や「認定」などの「見える化」)
が重要であるとしています。

SDGs認定協会は、「①共通価値の創造の促進」につきましては、認定・登録後のSDGs取組み活動の中で、「②SDGs登録・認証」につきましては、認定・登録活動の中で、ご説明していきたいと考えております。
目次
1.SDGsに取組もうとする企業の悩み
2.SDGs認定協会の取組み
3.審査・認定方針
4.登録手続き
5.SDGs認定協会 登録制度実施要綱
6.SDGs認定協会 登録制度 申請ガイド
7.SDGs事業の認定
8.会員特典
1.SDGsに取組もうとする企業の悩み
SDGsへの取組みは、企業の競争力強化にもつながります。SDGsへの取組みを通じて、企業は社会課題の解決に貢献することができます。
また、SDGsへの取組みは、企業のブランドイメージの向上にもつながり、新たなビジネスチャンスの創出につなげることができます。
そのため、企業はSDGsへの取組みを積極的に進めていくことが必要です。ところがSDGsに取組もうとするとさまざまな課題があります。
(1)SDGsの理解や知識不足
企業がSDGsを理解し、自社が取組むべき目標を明確にするのは難しい。
(2)SDGsへの取組みの方法や効果の測定方法の理解不足
SDGsの目標は、環境問題や貧困問題など、さまざまな分野にわたります。そのため、企業がSDGsへの取組み
を行う際には、次の課題があります。
・自社の事業がどの目標に貢献できるのか、わからない
・どの目標から取組んでいいか、わからない
・取組みを見える化する方法がわからない
・取組みの効果を測定する方法がわからない
・SDGsへの取組みが、社内の理解や協力を得られない
・SDGsへの取組みに、コストがかかり、収益につながらない
(3)SDGsに取組んでおられる事業者様の課題
・SDGsの効果をアピールするのが難しい
・自社の事業をSDGsと繋げるのが難しい
・SDGsの取組みは効果の測定がしにくい
・SDGsの取組みは、方法(method)や機械(machine)の改善が必要
2.SDGs認定協会の取組み
SDGs認定協会は、これからSDGsに取組まれる事業者様、既に取組んでおられる事業者様の課題を含めて、次の視点から事業者様をバックアップしていきます。
・経営層や社員の理解と協力を得る
・自社の事業とSDGsの目標を結びつける
・SDGsの理解や知識を深める
・取組みを見える化する
・取組みを実行する
・取組みの効果を測定する
・SDGsへの取組みの改善を行い収益に結び付ける
3.審査・認定方針
審査におきましては、公平な第3者の立場で、「SDGs認定協会 登録制度実施要綱」に基づいて行いますが、事業者様のシステムや提出書類に不適合があった場合、不適合が無くなるまで何回でもアドバイスを行い、適合になるようにご指導させていただきます。安心して審査を受けてください。
【審査方針】
①お客様の自主的な考えを重んじ、自律的な活動を高める審査を行います。
②お客様の特性と個性を理解し、強みが活きる審査を行います。
③お客様の目線に立って現状を重視した審査を行います。
4.登録手続き
登録の手続きは次図のように簡単です。
①右下の「申込フォーム」をクリックしてください。
②「SDGs登録・変更申請書(様式第1号)」をダウンロードし、必要事項を記入して下さい。
③記入が終わりましたら、様式の最下部にある「送信」ボタンをクリックするだけです。
費用は一切かかりません。当協会が、一般会員様に求めることは、「SDGsに真剣に取組んでいただく」ということだけです。

5.SDGs認定協会 登録制度実施要綱
(目的)
第1条 この要綱は、SDGsに積極的に取組む事業者様(企業、団体、個人事業主等)を支援する「SDGs認定協会」の「登録制度」の実施に関し、必要な事項を定めるものである。
必要な事項を定めることで、事業者様が、自らの活動とSDGsとの関連性を認識し、SDGsの達成に向けた具体的な取組みを推進しやすくするものである。
これらの実施により、SDGsの普及を促進するとともに、新たな価値の創造を促し、その取組みの「見える化」による事業者様のサステナブルな開発目標達成を目指し、SDGsの取組みを原動力とした事業発展を実現することを目的とする。
(定義)
第2条 この要綱において、
(1)事業者とは、事業活動を行う法人、団体または個人事業主等をいう。
(2)登録事業者とは、第5条第1項の規定により、SDGs登録事業者として、本協会に登録された事業者等をいう。
(対象)
第3条 SDGs認定協会 登録制度の登録の対象は、次に掲げる全ての要件に該当する事業者等とする。
(1) 2030年の目指す姿や環境・社会・経済の三側面の重点的な取組みを明確に示していること。
(2) 自らの活動とSDGsの17のゴール及び169のターゲットとの関連付けがなされていること。
(3) 自治体の暴力団排除条例 第2条に規定する暴力団、暴力団員、暴力団密接関係者でないこと。
(4) その他、公序良俗に反する行為及び重大な法令違反がないこと。
(登録の申請)
第4条 前条の登録(以下「登録」という)を受けようとする事業者等は、「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)に次の書類を添付して代表理事に申請するものとする。
<一般会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
<認定会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
・SDGs宣言書(様式第2号)
・SDGs活動報告書(様式第3号)
<認証会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
・ SDGs宣言書(様式第2号)
・SDGs達成に向けた取組みチェックリスト(様式第3号)
<特別会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
(登録の実施)
第5条 協会は、前条の規定による申請があった場合において、第3条各号の全ての要件に該当すると認めるときは、当該申請をした事業者等を、SDGs認定協会登録事業者として登録し、登録証等を交付するものとする。
2 当協会は、登録をしたときは、当該登録事業者に対し、ホームページにおいて、取組み内容を公表するよう促すとともに、当該登録事業者の名称等を協会ホームページにおいて公表するものとする。
(登録の有効期間)
第6条 登録の有効期間は、登録の日から3年間とする。
2 有効期間内は登録を継続するための定期審査を受けるものとする「。
(登録の更新)
第7条 登録事業者は、前条の登録の有効期間が満了する場合において、登録を更新することができる。
2 前項の登録の更新手続きについては、第4条の規定を準用する。
(登録の変更)
第8条 登録事業者は、登録内容に変更がある場合は、SDGs認定協会 登録変更届(様式第1号)により速やかにその旨を代表理事に届け出なければならない。
(登録の辞退)
第9条 登録事業者は、登録の辞退について、当協会に申し出ることができる。
2 前項の登録の辞退をしようとする場合は、SDGs登録辞退届(様式第4号)を当協会に届け出なければならない。
(登録の取消し)
第10条 当協会は、登録事業者が次の各号のいずれかに該当する場合は、登録を取り消すことができる。
(1)虚偽又は不正の手段により登録したと認める場合
(2)法令に違反する重大な事案が発生した場合
(3)SDGsの達成に資する活動について、実態がないと認める場合
(4)その他、登録事業者として適当でないと認める場合
2当協会は、前項の規定による取消しを行った場合は、当該取消しを受けた事業者に対し、通知するものとする。
(事務の所掌)
第11条 この要綱に関する事務は、審査部において所掌する。
(その他)
第12条 この要綱で定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
6.SDGs認定協会 登録制度 申請ガイド
1.目 的
事業者様(企業・団体・個人事業主)は、SDGsへの取組みを行うことで、新たなビジネス機会の創出、認知度・ 信用力の向上、人材の確保などの効果が期待でき、地域経済の活性化にもつながります。
このため、SDGsに積極的に取組む事業者様を広く公表し、SDGsへの貢献を「見える化」することで、登録事業者様の取組みを支援することを目的としています。
2.制度の特徴
本制度の特徴は以下のとおりです。
①どのような取組みがSDGsにつながるかを、具体的に取組みシートで示すことで、多くの事業者様が
SDGsに取組むきっかけとなる制度
②事業者様の取組みを「見える化」し、顧客や取引先、金融機関等に広く知ってもらうことで、新たなビジ
ネス機会の創出、認知度・信用力の向上、人材確保につながるような実効性の高い制度
③「脱炭素化」「環境保全」「自然災害」など、国・県が進めている SDGsの達成に向けた取組みを着実に
前進させることができる制度
3.登録事業者様への支援
本制度の登録事業者様は以下の支援を受けられます。
①SDGs認定協会のホームページでSDGsへの取組みを紹介します。
②SDGs認定協会のロゴマークを、名刺、パンフレット、ホームページに使用できます。
③当協会のセミナーに無料で参加できます。
④「脱炭素化」「事業継続計画」など高度な取組みについてコンサルティングを受けることが出来ます。
4.登録の申請
登録の申請については「SDGs認定協会 登録制度実施要綱」の通りです。ここでは要点だけを記します。
(1)登録の対象
(2)登録の要件
(3)申請期間
(4)登録の申請
<一般会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
<認定会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
・SDGs宣言書(様式第2号)
・SDGs活動報告書(様式第3号)
<認証会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
・ SDGs宣言書(様式第2号)
・SDGs達成に向けた取組みチェックリスト(様式第3号)
<特別会員様>
・「SDGs認定協会」登録申請書(様式第1号)
・士業等の免許証
【申請方法】
SDGs認定協会ホームページにアクセスしていただき、申請フォームより申請してください。
・様式第1号については申請フォームに入力、
・様式第2号及び様式第3号については電子データをE-mailに添付して提出してください。
様式第2号及び第3号の電子データについては、SDGs認定協会のホームページに掲載しているデータ形式(エクセ ル)のまま添付してください。
・E-Mail:sdgsab.info@gmail.com
・SDGs認定協会ホームページホームページURL≫https://www.sdgsab.com/
5.登録の決定・更新・変更については「SDGs認定協会 登録制度実施要綱」を参照してください。
(1)登録の決定
(2)登録の有効期間
(3)登録の更新
(4)登録の変更及び辞退
6.登録の取り消し等
7.SDGs事業の認定
(1) SDGsへの苦手意識
SDGsの登録・認定とは、公平・中立な立場の第三者から、SDGs取組みが「事実である」こと、取組みの「内容が妥当である」ことを証明することです。
したがって、SDGsの登録・認定を受けることによって、ステークホルダー(顧客、取引先、銀行、社会)から、Well-beingな企業、Sustainableな企業であるという信頼感・安心感を得ることが出来ます。ところが、
①自治体に「登録制度」がないために登録できない
②どのようにすれば登録できるかわからない
③そもそもSDGsとは何か、わからない
④何をすれば取組みが認定されるのかわからない
⑤登録・認定の取組みは難しい、会社の負担になるのではないか不安である
⑥高額の費用がかかるのではないかと不安である
という懸念から、SDGsに取組んでおられない事業者様が大勢いらっしゃいます。しかし、これらの問題点は、SDGsを少し理解すれば、すべて杞憂(取り越し苦労)であることがわかります。
しかも、費用は、ISOの10分の1以下です。ぜひ、SDGsの認定に取組み、サステナブル(持続可能)な事業活動を始めましょう。
(2) SDGs認定制度の仕組み
SDGsには「ゴール」が定められています。当協会の審査は、事業者様が、このゴール達成に向かっておられるかどうかを確認するものです。ゴールに向かっておられれば、事業者様を認定・登録し、登録証を発行するとともに、ホームページで公表します。
利害関係のない第三者である協会が認定を付与することで、事業者様は社会的信頼を得ることができます。この一連の仕組みがSDGs認定制度です。
(3)認定・登録に関する支援
当協会の審査基準はSDGsです。SDGsを満たす取組みをしていただければ審査は合格となります。
その審査は「落とす」ための審査ではなく、「合格」していただくための審査です。
合格していただくまでに、何回審査を受けられても審査料金はかかりませんし、合格していない箇所に関しては、丁寧にご指導させていただきますので、安心して当協会のSDGsの審査を受けてください。
とくに、「SDGsって何だろう」「SDGsがわからない」「SDGsは難しい」と感じておられる方々には最適な審査制度です。
なぜならば、そのようにお感じの方々は、これまでSDGsに接したことがないからです。真剣に取組んだことがないからです。これまで世の中になかったわけですから、「接したことがない」「真剣に考えたことがない」というのは当たり前なのです。
しかし、審査を受けるためには、SDGsについて真剣に考えざるをえません。ですから、審査に合格すれば、「SDGsがわかった」「SDGsって簡単だった」と誰でも思えます。まず、始めることが大切です。
1日でも早く、SDGsの登録を済ませて、サステナブルな経営、社会貢献ができる事業者を目指しましょう。
(4) 認定・登録の効果
SDGsの取組みは、よく考えてみると、第三者の認定がなくても、一般的な事業者様では実施されていることです。それでは、わざわざ認定・登録することにはどのような効果があるのでしょうか。
まず、第三者の証明による社会的信頼の獲得です。公平で、中立的な外部の第三者から証明を得ることで、事業者内外への説明責任を果たすことができ、それによって社会的信頼を得ることができます。
次に、第三者の視点による問題点の発見です。SDGsは、ゴールを達成することを求めています。そのゴール達成に問題がある場合は修正のためのご提案を行います。このように、事業者様だけでは気付けない問題点を外部の視点から発見し、SDGsの取組みを充実・向上させていくことができます。
最後に、SDGs認定は一度認定・登録されたからといって終わりというものではなく、その状態を維持し、さらに事業の成長・発展につなげることが大切です。当協会は、認定・登録された事業者様に対して、経営を強化するノウハウを提供しています。
「SDGsへの取組みは初めてだ」「まだ、わからないことも多い」という方も多いと思います。しかし、「あの会社は、廃棄物を出して環境を汚染している」「あの会社は、地域から利益を吸い上げているだけだ」「あの会社は何をやっているかわからない」という声(ニーズ)が次第に大きくなってきています。ぜひ、あなたの会社のために、SDGsの認定・登録をご検討ください。
(5)認定・登録の段階
認定・登録には段階があります。この段階は、無理なく、易から難へと段階的にSDGsに取組むためのロードマップに相当するものです。登録は、次の①~③と昇格いたします。当協会の目標は、③「認定」を取得して頂くことです。④「特別」はSDGsのコンサルティングを行う事業者様向けのものです。
①これからSDGsの登録を希望する段階
②SDGsとして最低限の取組みを行う段階
③SDGsへの取組みにより事業の発展と社会貢献を目指す段階
④認定会員の中で、士業で、SDGsコンサルティングを行う段階
「③」のレベルになるのは「難しいのではないか」と、ご心配される方々もいると存じます。確かに難しいかもしれません。しかし、安心されてください、大丈夫です。必ず、「③」の取組みができるようになっています。もし、出来ないことがありましても、TEL,E-Mailで、ご相談を受けて、問題を解決できるようにしております。安心して「③」を目指してください。審査は何回受けられても追加料金はありません。不合格の場合は、どこをどのように直せばよいのかをご指導させていただきます。
8.会員特典
(1) 一般的メリット
①登録事業者様はオリジナルロゴマークを名刺等に使用することができます。名刺にロゴを入れることで、
SDGsに取組まれていることをアピールできます。
②SDGsの達成に積極的に取組む事業者様であることを、本ホームページの会員ページで確認できるよ
うにし、対外的にPRします。
(2)ホームページにおけるメリット
①会員専用ページ
・SDGs登録が確実に短期間で可能(無料)
・SDGs認定のための手順書、マニュアル、テキストの利用(無料)
②サステナブルな会社を目指すお手伝い
・当協会の情報(無料)、コンサルティング(無料・有料)が受けられる
③より高度なゴールを実現するためのコンサルティング
・当協会の情報(無料)、コンサルティング(無料・有料)が受けられる
④SDGs支援アイテム制作
・専門家による相談(無料)、アイテム作成(有料)